歯並びが気になる

歯並びが悪いことで、女性も男性も口元の見た目を気にされる方は多いようです。デコボコ(ガタガタ)した歯並び、出っ歯をコンプレックスと感じて、人前で口を開けたり、笑顔になることに苦手意識を持っている方も多いかと思います。顔や背の高さ・声が遺伝するように、歯並びも同様に遺伝しますので、ある程度仕方のない部分もあるようです。
ここでは歯並びや咬み合わせについて歯科でできる治療法ついてお話していきます。

歯並びの治療方法は2種類あります

審美(しんび)修復

歯を削り、セラミック冠などを被せることによって治す方法です。
メリット:短時間で治せることが多いです。
デメリット:健康な歯でも削ることを覚悟しなくてはいけません。また、歯並びがかなり悪い場合は適用できません。歯並び

矯正治療

悪い歯並びや噛み合わせを整え、きれいな歯並びにする方法です。
メリット:歯を削る必要がない。
デメリット:数か月~数年単位で時間がかかる。

一度削った歯は元には戻りませんので、なるべく削りたくないものですね。
なお、歯周病が大きく進行している場合には、審美修復も矯正歯科もオススメはできません。

年齢や範囲別に考える歯並びの矯正方法


前歯が部分的に気になる場合と、全体的(左右両方)歯並びが悪い場合で矯正治療法が異なります。

大人の矯正治療法:

・ブラケットと呼ばれる固定装置を使ったワイヤー矯正。(従来からの矯正方法)
・透明なマウスピース装置があります。(最近の矯正方法)

販売職、営業職などのサービス系の職業の方、結婚を意識されている方などは、相手の自分への印象を考慮して矯正治療を考える方が増えています。その場合には、矯正治療を開始してからの見た目(印象)も気にして、周囲の人に目立たないような形で行えるマウスピース矯正が人気です。

子供の矯正治療法

顎の成長する5~8歳
床矯正(しょうきょうせい):あごの成長期を正常にしていく治療法です。口呼吸などの悪習慣から改善も期待できます。取り外し可能な矯正器具を使うので、虫歯になりにくいのこと、歯を抜かなくてもすむことがメリットです。

中学生頃~
ワイヤー矯正(舌側矯正もできます)
透明なマウスピース矯正がおすすめです。

前歯の歯並びが少し悪い場合

アクアシステム
透明なマウスピース矯正で前歯だけのプチ矯正(部分矯正)もできます。歯に取り外し可能な透明マウスピースをつけて行う矯正で、早ければ矯正治療開始から5ヶ月で歯列矯正が終わります。

歯並びが大きく悪い、全体的にデコボコしている場合

インビザラインと呼ばれるマウスピース矯正を用いて行います。治療期間(矯正期間)は約2~3年程です。価格はアクアシステムより高額ですが、広範囲の矯正が期待できます。

他にも矯正方法として、メタルブラケットと言われる矯正装置に、ワイヤーを用いたブラケット矯正などがあります。(表側矯正だけでなく、裏側矯正も)

お口の状態は人それぞれです。一度診させていただき、あなたの悩み、質問を聞いた上で、あなたに合った適切な治療方法、治療計画を提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

また、矯正のワイヤーの装置やマウスピースを入れて2、3日は、痛みが出ることがあります。あご骨の上を歯が移動し、噛み合わせが変わるためで、避けられない痛みです。痛みは徐々に取れていきますが、ひどい場合には痛み止めを使っていただいて大丈夫です。(特に治療初期は痛む場合が多いです。

かみ合わせの悪さが引き起こす問題

かみ合わせが悪い状態でそのまま放置しておくと、見た目以外にも様々な悪影響があります。かみ合わせのバランスが崩れて、将来的に歯を失うリスクが高くなります。ご自分の歯を長く使うためにも、かみ合わせはとても重要となります。

顎関節症・・・かみ合わせが悪く歯ぎしり食いしばりなどがある場合に、歯に過度に負担がかかり、最終的にはものをかむ際の起点となる顎関節へ負担がかかりやすくなります。

不眠症・・・歯並びの悪さが原因で不眠症になる症例もあります。歯並びの悪さから、歯ぎしりなどの症状を引き起こして、顎や全身に力が入ってしまい安眠できないと言った症状を起こす人もいます。また、脳が活動的な状態になってしまい、常に脳が起きた状態で不眠を引き起こしてしまいます。

視力の悪化・・・歯並びが悪くて、かみ合わせが悪いと眼球を圧迫して仮性近視となってしまうことがあります。そのまま治療せずに放置していると、近視の状態が慢性化してしまい、真性の近視になってしまう場合もあります。

消化不良・肥満・・・物を充分に噛まずに飲み込んでしまうため、消化が上手くいかなかったり、噛むことによって脳に送られる刺激が減少して、満腹感が得られず食べ過ぎの原因になり肥満を導いてしまいます。

高血圧・・・歯並びが悪いと、特定の歯だけを頻繁に使用してしまい、偏った歯の使い方が首の筋肉を圧縮させ動脈を圧迫してしまいます。そうすると、血液の循環が悪くなり、心臓に負担がかかり、高血圧を招いてしまうこともあります。

他には、歯並びがデコボコしていることにより、汚れが溜まりやすくなり、虫歯や歯周病になりやすくなる。かみ合わせが悪いために、上手に食事をすることが困難になる。発音が難しくなる。他には、顔の歪みが起きてしまうことがあります。

歯並びまとめ


このように歯並びが悪いだけで体のあちこちに不調を生じてしまいます。噛み合わせをよくすることは、歯も長持ちしますし、全身の健康にもつながります。歯並びは早期に歯医者さんで治療を受けることがお勧めです。虫歯を治療するだけでなく歯科矯正も出来る歯科もありますので、まずは相談することがベストです。

さくらファミリー歯科までお気軽にご相談ください。