赤穂市の歯医者 さくらファミリー歯科（イオン赤穂店2F）

銀歯のデメリットを理解しましょう

「保険診療で銀歯を選んだが、やはり見え方が気になる」という声をよく聞きます。お話しするときや笑ったときに、銀歯が見えてしまわないか気になってるお気持ちはよくわかります。

銀歯は見た目だけでなく、健康へ及ぼす影響もあります。歯科先進国と比べて、日本は銀歯に対する危機感が低い国です。銀歯のデメリットを理解して治療方法を選びましょう。

美しさと耐久性を求めるなら、セラミック治療がおすすめです

保険診療の適用範囲は日々広くなっていますが、美しさと機能性の面では自費診療にかないません。セラミックは変色もなく、透明感もあり、自然な人工歯を入れることができます。

代表的なセラミック治療3種類

①ハイブリッドセラミック

セラミックと合成樹脂（プラスチック）中間素材。セラミックの美しさとプラスチックの手軽さを兼ね備えた材料で、他のセラミックに比べて費用を抑えて治療することができます。
強い歯ぎしりなどに対しての耐久性は他の治療法よりも少し劣り、割れやすいという意見もあります。経年変化による変色もあります。

②オールセラミック

全てセラミックで作られています。経年変化がなく、白さと透明感があり、天然の歯の様な美しさが持続します。
見た目の審美性が優れているので、奥歯だけでなく、前歯などにも使用されることが多い治療素材です。もちろん、色素もつきません。

③ジルコニアセラミック

人工ダイヤモンドのジルコニアを土台に使い、外側にセラミックを焼き付けた人工歯です。かなり強度が高いのが特徴で、インプラントを行った後の奥歯などで選択されることが多い素材です。
技術が必要になり、他のセラミックに比べて一番費用が高いです。

④陶材焼付鋳造冠、メタルボンド

金属の外側にセラミックを焼き付けた人工歯です。セラミックよりも硬く、銀歯よりも美しいです。経年変化はないですが、内側の金属が透けて見えるので、オールセラミックと比べると透明感はやや劣ります。
金属アレルギーや歯茎の黒ずみなど、銀歯と同じリスクがあります。

セラミック治療とホワイトニングはどちらを優先すべき？

「ホワイトニング」と「セラミック治療」は一体どっちの治療法を先に行ったらよいでしょうか、という質問をよく聞きます。外国人のような爽やかな白い歯にしたいという方、特に女性が多いですね。

一般的には、ホワイトニングで全体をご希望の白さまで仕上げた後に、セラミックなどの補綴物を周りの白さに合わせて治療する流れになります。

既にセラミックの詰め物や被せ物を入れている方の場合は、そのセラミックの色に合わせながら全体を白くしていく手法を取ることが多いです。多少表面の白さが気になっても、相手に気付かれることはあまりないくらいにきれいに仕上がります。

銀歯とセラミック治療のまとめ

歯の詰め物や差し歯の治療は、保険診療も保険外診療選べますが、見た目や健康、耐久性を考えるとやはり自由診療がおすすめです。

自由診療は何種類かありますが、メリット、デメリットがあり、治療費も様々です。ご希望に合った治療法を選択するために、ぜひ一度歯科にご相談ください。